たった7本とはその患者様の残されている歯の本数
その方は84歳の素敵なおばあちゃまでお孫さんとひ孫さんとで治療にいらっしゃってくださっています
20年前に脳梗塞が原因で右半身麻痺が残ってしまい何をされるにも左手の生活を送っていらっしゃる様子
84歳で右手に麻痺があられる
経験上、この状況であればたいていの衛生士なら
「口腔ケアの重要性をどう伝えようか…」
と思うに違いない
しかし、お口の中を拝見させてもらってびっくり!?
「誰かに歯磨きしてもらっていますか?」
と、思わず聞いてしまうほど器用に左手で歯磨きをされていました
その患者さん曰わく
「たった7本しかない歯だから大事に使わないといけない、入院していた時に先生から歯磨きは大事と教えてもらったので1日3回は磨いています」とのこと
「たった7本…」の先にある思いで大きく左右される
「たった7本だから大事にしよう」と思うのか
「たった7本しかないからお手入れはどうでもいい」と思うのかで結果は大きく違ってくる
つくづく、人の行動変容を求めるときは考えや思いがとても重要なのだと学ばせてもらいました
その方とお話ししてるととても楽しくて元気までもらえました
今度お会いするのがとても楽しみ(^O^)
ニンニンでした!
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