2008年2月29日金曜日

TACKです。

今回はお気に入りのBOOTSを紹介します。
その名は『RED−WING.ENGINEER.8812』
RED−WING社は、大自然の中をミシシッピ河が大きく蛇行して流れるアメリカ中西部ミネソタ州のその名もレッドウィングという町にある。
19世紀頃、アメリカに移ってきた人々は様々な志を胸にミシシッピ河をさかのぼった。当時、この豊かな土地には色々なインディアンの種族が住んでいた。レッドウィングという名は、その土地を治めていたスー族の長、ワクタ・レッドウィングから付けられたものだ。
1905年、創業者チャールズ・ベックマンと14人のメンバーは一軒の靴工場を建てた。これがレッドウィングの100年以上にわたる長い歴史の誕生である。
そのクオリティの高さと機能的なデザインは大評判を呼び、ベックマンの事業は成功を収める。創業当時、ベストセラーとなった1919年のブラウンチーフシリーズでレッドウィングの名はアメリカ中に広まり、注文が殺到するようになったのである。
私が好きなエンジニアシリーズは、メカニックエンジニア向けに考案されたブーツであり、作業員が靴紐の引っ掛かりを防止するため靴紐が除外され、替わりにベルトが甲からくるぶしあたりについている。ソールはビブラムソールではなく、ネオプレーンソールを使用し、耐油や耐摩耗には優れているが、滑りやすいため登山には不向きである。
レッドウィング社は、こうした数々のシリーズを発表し、今では世界中に愛好者がいる。
私を含め愛好者は、ミネソタの大自然に育まれた古き良きアメリカを今も守り通す、RED−WINGのクオリティの高さや機能性に富んだデザインに魅せられているのだ。
進化は続く!
それではまた来週!

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