2008年2月8日金曜日

TACKです

今回はお気に入りの俳優を紹介します。
昭和のスクリーンを駆け抜け、今も我々に強烈なインパクトを与え続ける俳優『松田優作』
1949年山口県下関市に生まれた彼は、高校中退後アメリカに渡る。しかし、生活苦、人種差別に挫折し帰国。
役者になりたい夢をもち、六月劇場研修生として入団、その後、文学座に合格し1973年に映画『狼の紋章』でスクリーンデビュー、同年『太陽にほえろ!』でテレビドラマデビュー。松田優作演じるジーパンの殉職シーンは有名である。
その後、長身と長い手足を生かし、数多くの映画に出演、日本のハードボイルドとして君臨した。
そんな中、1979年から放映された『探偵物語』での工藤俊作は、コメディー性を取り入れた、型破りな役作りを行なった。個人的にはこの頃の松田優作が一番好きである。
1988年日本を舞台にしたアメリカ映画『ブラックレイン』のオーディションを受け、日本で活躍する300人近い俳優の中から一人合格し、出演が決定した。しかし、この頃の松田優作の体には異変が生じていた。それは、癌である。
彼は癌と戦いながら、映画ブラックレインの撮影に望んだのであった。撮影は全て無事終了。映画自体も全米で興行収入三週間一位であり、ハリウッドから次作の出演依頼が松田優作に殺到した。しかし、それが現実になることはなかった。
1989年11月6日膀胱癌のため、松田優作死去。享年41。
妥協を許さず、常に前進し、自分を磨き、ユーモラスで心優しい、日本一の俳優である。
彼の遺伝子は今同じ俳優として頑張っている息子、松田龍平、松田翔太に引き継がれている。
松田優作に乾杯!
それではまた来週!

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